浜ちりめんの原料、生糸とは

 「絹の花嫁」の生地に使われているブライドシルク、「浜ちりめん」の原料は絹の中でも「生糸」と云われるものです。

一般的にシルクというとこの「生糸」からつくられる製品にシルクのイメージを最も強く持たれると思います。
 
 なぜかといえば天然繊維のなかで唯一の長繊維(一本の繊維が途切れずにものすごく長いもの、フィラメント糸とも云います。)がこの「生糸」で、その長繊維から放たれる美しい光沢や風合い、ドレープ性は他の繊維には類を見ないものだからです。(1個の繭から取れる長さは約800~1,200m)

 この長繊維は綿やウール、麻などの他の天然繊維には無く、他には合成繊維しかありません。
 ポリエステルなどの合成繊維はこのシルクの「生糸」を目指して何とか出来ないかと人工的につくられたものです。
 しかし、天然繊維であるシルクの長繊維の分子構造から放たれるシルク独特の上品な奥行きのある輝きや風合いドレープ性は真似ることはできませんでした。
 この素晴らしい自然が作り出す繊維の女王のシルク、その中でも「生糸」を原料に使って生み出される「浜ちりめんブライドシルク」の生地の素晴らしさを是非実感してみてください。


        電子顕微鏡600倍写真
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        糸繰り前の準備された生糸
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